
フェムケアでデリケートゾーンにオイルを塗ると聞くけど、実際どこに塗るの?
そんな声を、私が開催する無料講座でもいただくことがあります。
検索欄でも「フェムケア どこに塗る」「デリケートゾーン オイル どこ」などのワードが上位に出てくるほど、多くの人が迷っているポイントのようです。
そして検索の先には、様々な方法が書いてあり、混乱・・・
「結局どれが正解?」と悩む人も・・・
OK。
この記事に出会ったのもご縁です。
この記事に出会ったあなたは、私がお伝えしている方法でフェムケアを始めてみましょう。
こちらの記事ではまず、「フェムケアでオイルケアをする時、どこに塗る?」の疑問を解決します!

フェムケアの範囲は“外陰部”も”内性器(腟内)も含みます
私がお伝えしているフェムケア(以下、「ここふぇむ」と呼びます)では外陰部(がいいんぶ)と呼ばれる範囲も内性器の一部である腟内にもオイルを塗ります。
外陰部は下着に触れる部分、つまり「小陰唇(しょういんしん)」「大陰唇(だいいんしん)」「会陰(えいん)」あたりのこと。
さらに「ここふぇむ」では、肛門までオイルを塗って保湿、マッサージを行います。
「腟の中まで塗る必要はありません。」とか、「粘膜は避けましょう」なんて言う方もいます。
が、
「ここふぇむ」では腟内まで塗ります。
肛門も塗ります。
とにかく全部塗ります。
「ここふぇむ」のフェムケアは、アーユルヴェーダという5000年の歴史を持った世界最古の予防医学の智慧をもとに作られています。
他で色々な方法が言われますが、「ここふぇむ」で全部塗るのはアーユルヴェーダに基づいているからです。
塗るタイミング
お風呂前にオイルを塗る
お風呂前にオイルを塗り、10分ほど置きます。その後お湯で流して終わりです。
石けんいりません。
この方法で、クレンジング効果、保湿効果はばっちり。さらにオイルを塗ってから入浴することで血行はさらに促進されで子宮もぽかぽかです。
生理中は外陰部に塗るだけ(腟内、マッサージはお休み)
粘膜の保護のためにも、月経の自然な浄化作用を乱さないためにも生理中のオイルケアは最小限にします。
フェムケアは「トラブルが起きたときに塗るもの」ではなく、日常の保湿ケアとして取り入れるのが理想です。
塗り方のステップ
- 手をきれいに洗い、ティッシュで水分を拭き取る
- 清潔な手にオイルをたっぷり取る
- 大陰唇→小陰唇→会陰→肛門の順に、やさしくなじませる
- 摩擦を避け、力を入れすぎない
肌が敏感な部位なので、“塗る”というより“包み込むようになじませる”感覚がベストです。

注意点とよくある質問(FAQ)
Q1. 腟の中に入れても大丈夫?
A. OKです。ただし、粘膜使用可能なグレードのオイルを選ぶこと。製品によっては粘膜使用不可のものもあるので注意。
(そもそも、粘膜使用不可のものは外陰部のオイルケアであっても私は選びません)
Q2. どんなオイルを使えばいいの?
A. 成分がシンプルで、香料・防腐剤フリーのものを選びましょう。
たとえば「オーガニックホホバオイル」「セサミオイル」「ココナッツオイル」などはアーユルヴェーダ的にもよく使用されるオイルです。
その中でもデリケートゾーンケアとして「ここふぇむ」でおすすめしているオイルは「セサミオイル」です。
Q3. 毎日塗ってもいい?
A. はい、毎日でも大丈夫です。むしろ毎日塗りましょう。
「おまたは第2の顔」。
「お顔のスキンケアと同じ」と考えて、継続的に保湿してあげることで、かゆみ・乾燥・黒ずみの予防だけでなく、PMS、更年期などの不調を和らげていくことになります。
Q4. どのくらいの量を塗ればいいの?
A. 「どのくらい」の量が適正かは、人によって違います。肌の乾燥レベルや季節によっても変えていく必要があります。
目安は「たっぷり」の量を使いましょう。摩擦の予防と、オイルをしっかり浸透させていくイメージで。
フェムケアを塗る目的を理解しよう
フェムケアの目的は、乾燥を防ぎ、血流を促して、巡りを整えること。
これはPMSや更年期、生理痛のケアにもつながります。
「塗る」という行為を通して、自分の体をやさしく感じ取ることができるのも、フェムケアの魅力です。
腟ケアから始めるセルフケアを学びたい方へ
「どこに塗るか」は理解できても、「どう向き合うか」「どう感じ取るか」は実際に学んでみないとわからない部分もあります。
「ここふぇむ」では、腟ケアを通して女性の心と体を整える方法を、アーユルヴェーダの知恵とともに学べます。
セルフケア初心者の方も、PMSに悩んでいる方も、まずは自分の体と仲良くなるところから始めましょう。

