世間は「日本初の女性総裁!」と盛り上がっていますね。
当選した時の彼女の横顔はカッコよかった。
でもね、そんなニュースを見ながら私は・・・
「この人にも腟ケアは必要だなあ」なんて考えていたのでした。(職業病か?)
「また今月もイライラする」
「涙が止まらない」
そんなふうに感じるPMSの時期。
今日はそんなPMSを“男性性と女性性のバランス”の視点からお話ししていきます。
アーユルヴェーダや心理学の世界では、誰の中にも “太陽のような男性性” と “月のような女性性” のエネルギーがあるといわれています。
男性性とは|行動と目的のエネルギー
男性性は、太陽のように外へ向かうエネルギー。

行動する力・目標に向かう意志・論理的に考える力などを司ります。
- 責任感が強い
- やるべきことを優先する
- 結果を出したい
- 頑張るのが当たり前
この男性性って、自己成長や仕事で成果を上げていくには必要になってきますよね。
でも男性性が強くなりすぎると、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰めてしまうことにもなります。
そのストレスが、PMSのイライラや不安、張りつめた感覚につながることがあります。
女性性とは|感じて受け取るエネルギー
女性性は、月のように内へ向かうエネルギー。

感情を感じること、直感を信じること、癒しやつながりを大切にする力です。
- ゆっくり過ごすのが好き
- 人の気持ちに寄り添える
- 美しいものに癒される
- 自分の内側を感じ取るのが得意
本来、生物学的な女性は割合として女性性の方を多く持っています。
しかし、現代社会は完全に男性性優位。女性性はどうしても抑えられがちになる機会が多いのです。
女性性が抑えられてしまうと、「感じること=弱いこと」と思ってしまったり、本当は疲れているのに「まだ大丈夫」と我慢してしまったりします。
それが心と体のSOS(=PMSのサイン)として現れることがあるのです。
アーユルヴェーダ的にみる男性性・女性性
アーユルヴェーダでは、男性性・女性性をそれぞれ次のようにとらえます。
- 男性性=ピッタ(火と水):目的・意志・実行のエネルギー
- 女性性=カパ(水と地):受容・安定・育むエネルギー
- ヴァータ(風と空):両者をつなぐ流動的なエネルギー
PMSの時期にピッタが高まりすぎると、イライラや怒りが出やすくなますが、私のところに相談に来てくださる方はほぼほぼ全員と言っていいくらい、「イライラする」を主訴とされてきます。
つまり、男性性・女性性のどちらかに偏ること、両者のバランスが崩れることが、心身の不調に影響しているのです。
そして現代は、圧倒的に男性性優位のアンバランスが起きやすいのです。

頑張りすぎているあなたへ|バランスを整えるヒント
PMSの時期は「男性性をゆるめて、女性性を思い出す時間」。
普段から“頑張る”よりも、“感じる”を意識してみましょう。
🌿 女性性を取り戻すセルフケア
- 夜はやわらかい灯りの中でハーブティーを飲む
- 好きな香りを感じる
- 手で胸やお腹を撫でながら「今日も頑張ったね」と声をかける
- フェムケア、腟まわりのオイルケアで“ゆるめる”
🌞 男性性を整えるセルフケア
- 朝日を浴びて1日のリズムをつくる
- タスクを書き出して、やることを整理する
- 短時間でも「自分で決めてやり遂げる」経験をする
どちらかを“抑える”のではなく、どちらも「自分の中にある」ことを受け入れてあげる。
それが、PMSの波を穏やかにしてくれる第一歩になります。
まとめ|PMSは“アンバランスのサイン”
日本初の女性総裁が女性特有の不調があるのかは知りませんが、あんなごりっごりの男性社会の中で、あんな怖い顔で「働け、働け!」と身を粉にして仕事をしていたら、間違いなく男性性、女性性のバランスは崩れていると思います。
PMSや更年期などの不調は、心や体が「ちょっと無理してるよ」と教えてくれるサインです。
男性性が強くなりすぎているときは、女性性を感じる時間を大切にしてみてください。
自分を責めずに、ゆるやかに。
「今月のわたし、どんなエネルギーで過ごしていたかな?」と振り返るだけでも、心の波が少しずつ穏やかになっていきます。
心と体を整えるヒントは、いつもあなたの中にあります。
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