PMSの女性にやってほしいフェムケア

女性の陰部は洗わない方がいいですか?|フェムケア専門家が教える正しい洗い方

「陰部洗うな」と言われたら、驚きますか?

そりゃ驚きますよね、

「えぇぇぇー!!」ってマ○オさんのような声が出るほど驚きますよね。

私が行ったフェムケア無料講座の中でも「陰部を洗わないで」とお伝えすると、みなさんが驚き、疑い、変人を見るような視線を向けてくるテーマです。

ここふぇむ的正しい答えを先に言うと──“泡で洗う必要はありません”

でも、“まったく洗わない”わけでもありません。

デリケートゾーンを泡で洗わない方がいい理由

市販のボディソープや石けんの多くは、洗浄力が強すぎます。

トイレの便器の中とか、ボディソープで洗うとめっちゃピカピカになるらしいよ。

女性の陰部は洗わない方がいいですか?|フェムケア専門家が教える正しい洗い方

洗車にも使える洗浄力らしいよ。

女性の陰部は洗わない方がいいですか?|フェムケア専門家が教える正しい洗い方

そんなつえー洗浄力で私たちの大切な大切なデリケートゾーンを洗い続けたら・・・

潤い成分(皮脂や常在菌)まで洗い流してしまう

それが乾燥・かゆみ・ニオイの原因になることもあるんですよ。

そもそも皮膚はターンオーバーで日々生まれ変わってるんだから、自浄作用だってあるんだから、いらないねー、そんな洗浄力。

うん、いらない。

あなたももうすでにそう思えてきました?

おすすめは「オイルで落とす」ケア

私がお伝えしているフェムケアでは、入浴前にオイルを使った腟ケアを行います。

具体的には、

  1. 入浴前に、清潔な手にフェムケアオイルをたっぷりとって手の中で温める
  2. 外陰部(大陰唇・小陰唇・会陰)をやさしく包み込むように塗布
  3. 数分置いたらそのまま入浴し、お湯でオイルを自然にオフする

入浴前にオイルケアをするメリット

クレンジング効果

オイルが汚れを浮かせ、お湯だけで自然に落とすことができます。

温め効果

私がフェムケアで使用するオイルは「セサミオイル」なのですが、セサミオイルは温性の性質を持っています。

セサミオイルを塗った状態で入浴すると、温浴効果でさらにポカポカ♨️

血行促進

温め効果が高まれば、必然的に血行が良くなります。デリケートゾーンの血行が促進されると、

・女性ホルモンの安定

・自律神経の安定

・下半身の冷え改善

など様々な良い変化につながります。

保湿(乾燥予防)

お風呂から出ると肌が乾燥するのは、お湯で必要な皮脂まで流れてしまうから。

オイルで先に保湿してから入浴すれば、皮膚はオイルで守られ、余分に皮脂を落としません

お風呂上がりのしっっっっとり具合にびっくりしますよ。

女性の陰部は洗わない方がいいですか?|フェムケア専門家が教える正しい洗い方

FAQ|よくある質問

Q1. 毎日この方法でいいの?

A. はい。毎日続けてOKです。泡を使わない分、皮膚がやわらかくなり、乾燥しにくくなります。

Q2. 生理中もオイルケアしていい?

A. 生理中は無理のない範囲で。量を控えめにして、汚れを落とす目的でなじませましょう。

Q3. においが気になるときは?

A. においの原因は乾燥や血流不足のことも多いです。においが気になると泡でがっしがし洗いたくなりますが、そこをぐっとこらえて。

まずオイル保湿と巡りを整えるケアをしてみて。

まとめ|“洗う”より“整える”がフェムケアの基本

女性の陰部はとても繊細です。

デリケートゾーンって言ってるじゃない、繊細なのよ。

清潔を保つことは大切ですが、「洗いすぎ」はむしろトラブルの原因になります。

オイルでやさしく汚れを浮かせ、入浴でオフする——

これが、肌にも心にもやさしいフェムケアの基本です。

正しい洗い方と整え方を知ることが、PMSや生理の不調を減らす第一歩になります。

それでは最後にもう一度。

陰部は洗わないでください。(泡では)

もう驚かなくなりましたか?

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  • この記事を書いた人

草野あい

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