PMSの女性にやってほしいフェムケア 今月のフェムケア

5月のフェムケア|心と体がゆらぐ季節にできること

ここふぇむ

こんにちは。

看護師を辞めて生理の不調に悩むママのためのフェムケア専門家として活動しています、あいです。

今月から、月別のフェムケアを毎月お伝えして行こうと思っています。

というのも、生理前の不調って、毎月毎月全く同じではないですよね。

生理は1ヶ月の体の成績表ですから、どんな生活をしていたかによって生理の状態も大きく変わるります。しかしそれ以外にも、季節、気候による体調の変化もありますよね。

春は眠くなる

夏バテや冬の乾燥など・・・

私たち人間は自然の一部ですから、そんな自然の変化と一緒に体調も影響されるのは当たり前のことなんですね。

そんな自然の変化をうまく活用し、軽やかに乗り切っていくためのフェムケアをお伝えしようと思ったのです!

なのにもう、5月も半分終わってしまいました^^;

遅くなってすみません!!!

ここから5月後半に向けて、ぜひ参考にしてくださいね♪

5月、なんとなく不調を感じていませんか?

5月に取り入れたいアーユルヴェーダ的フェムケア習慣

湿度も高くなく、ぽかぽか気持ちいい陽気が多い5月。ゴールデンウィークや新緑に心が浮きつ反面、

「なんとなくだるい」

「やる気が出ない」

「イライラする」

そんな声も多く聞かれます。

実はこれ、季節による心と体の変化が影響している可能性ありです。

アーユルヴェーダでは、季節の変化に応じてドーシャ(体質エネルギー)のバランスが変わると考えます。5月は春から夏への移行期。この時期特有の変化に合わせたセルフケアをご紹介していきます。

アーユルヴェーダで見る「5月」のドーシャ変化とは?

カパからピッタへ移行する季節

冬の終わりから春にかけて優勢だった「カパ(水と地のエネルギー)」が気温の上昇とともに少しずつ緩んでいき、「ピッタ(火と水のエネルギー)」が徐々に増えてきます。

ドーシャの変動により心と体のバランスが崩れやすくなり、さまざまな不調も起こりやすくなるのです。

移行期といってもまだまだカパが優勢。カパを意識したケアを行いながら、気温の高い日はピッタケアをするのがGOOD。

5月に出やすい不調の例

• 倦怠感、むくみ

• イライラ、怒りっぽさ

• 肌トラブル(ニキビや湿疹)

• 胃腸の不調、食欲の乱れ

気温の上昇で体内の熱(ピッタ)が高まり、湿気と重さの残るカパが影響を及ぼすことで、心も体も不安定になりやすいのです。

5月の過ごし方|アーユルヴェーダ的セルフケアのヒント

食事のポイント

甘味・渋味・苦味を意識して取り入れる(例:緑の葉野菜、豆類、旬の果物など)

渋味、苦味はカパの鎮静に役立ちます。アスパラガスやキャベツなど、苦味のあるグリーンの野菜が旬なのはカパをバランシングするのにとても理に適っているのです🌱

揚げ物や辛いもの、酸味の強い食品は控えめに

油っぽいものはカパを増やします。消化に重く、とても負担が大きい。

辛味、酸味はピッタを高めます。

消化力(アグニ)を助けるために温かい食事を基本に

そんな偉そうなこと言って、我が家の中2の娘ちゃんのお誕生日が5月7日にあったんですが、本人のリクエストでパーティ料理は韓国料理でした。

ヤンニョムチキンにキンパ、ブルダッグ・・・

そしてケーキ・・・

油、辛味ばかりですね笑

いいんです、特別な日は思いっきりお祝いです♡

その分、他の日に調整すればオッケー!

大事なのは、知っているかどうか。

知っていてあえてそれじゃないものを選択したって、調整の仕方がわかっていれば何も怖くないのです。

生活リズムを整える

朝は早めに起きて軽めの運動(散歩やヨガなど)

カパのエネルギーは体も気持ちも重くなりがち。そこをちょっと踏ん張って動いてみて。少し汗をかく程度がおすすめ。運動した後は重かった体と心がちょっと軽くなっています。

5月に取り入れたいアーユルヴェーダ的フェムケア習慣

日中は汗ばむ前にこまめに休憩

気温の上昇にまだ体が慣れていない5月は案外熱中症のリスクも高くなります。

夜は22時までに寝るのが理想的

自律神経が乱れやすい時こそ睡眠から整えましょう。できれば21時までにはタスクを全て終わらせ、スマホなどの明かりも見ないようにゆったりと過ごして眠りにつきたいですね。

5月に取り入れたいアーユルヴェーダ的フェムケア習慣

感情のケアも忘れずに

カパの増大により「やる気が起きない」「だるい」「起きれない」など重たい症状が出やすくなります。

さらにピッタの増加の場合は「怒り」「苛立ち」が出やすくなります。

瞑想や深呼吸、静かな時間を意識して過ごすことで心のバランスを保ちましょう。

1日5分でいいです。ゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。呼吸だけに集中するのは瞑想の練習にもなります。

そして深呼吸をしながら腟ケアを習慣にすることは一種の瞑想です。

腟ケアも「巡りを整える」大切なセルフケア

腟ケアは、感情のケアのみならず、骨盤内の血流を促し、ホルモンバランスを整える働きがあります。

特に気温が上がり始めるこの季節は、下半身の蒸れやすさもあり、清潔と保湿を意識することが重要です。

5月の腟ケアポイント

• 通気性の良い下着を選ぶ

• 入浴前にやさしく保湿

巡りが整えば、PMSや情緒の揺らぎにもいい影響を与えてくれます。

5月に取り入れたいアーユルヴェーダ的フェムケア習慣

今こそ、自分のリズムと向き合うとき

新学期、年度はじめ、新生活で忙しない日々を駆け抜けた4月が終わり、ゴールデンウイークから始まる5月は、環境の変化による疲れが出やすく、自律神経も乱れがちです。

だからこそ、自分の体と心の声に耳を傾け、やさしくケアすることがとっても大切。

「なんだかしんどいな」と感じたら、それはあなたの体からのサイン

あなたはとてもよく頑張っています。

だから頑張りすぎず、ゆっくり丁寧に、自分を整える時間をとってあげてくださいね。

まとめ|5月のゆらぎに「フェムケア」という選択を

月ごとに移り行く季節に変化する心と体に寄り添うケアを知っていれば、軽やかに過ごすことは可能です。

そんなふうに1年を過ごしていけば、女性の一生はもっと心地よくなる。

5月のフェムケアが、あなたにとって穏やかな時間の入り口になりますように。

  • この記事を書いた人

草野あい

生理の不調に悩む貴女のためのセルフケア 腟ケア×アーユルヴェーダで自分も家族も幸せに

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