生理前でも「鬼ママ」から「優しいママ」になるためのフェムケア『ここふぇむ』のあいです。
季節がぐっと進み、朝晩の空気が冷たく、日中は過ごしやすい日も増えてきましたね。空気も乾燥してきたように感じます。
10月はアーユルヴェーダ的に「ヴァータ(風のエネルギー)」が高まりやすい時期。
不眠、便秘、不安…こうした不調が出やすいのもこの季節ならではです。
さらに今年の秋は「秋花粉」に悩む方が増えてるようです。私の息子もブタクサ花粉と思われる花粉にやられ、副鼻腔炎を併発してしまいました。先日耳鼻科に行き、副鼻腔炎は「重症」と言われました。
息子は春にも花粉の症状が少し出るので「春までに治す!!」と意気込んでいます。春に向けて今の季節から体を整えていくことが大切だと私も実感しています。
と、いうことで、10月のフェムケアはそんな視点でスタートです!
1. 食養生:消化力を守り、内側から温める
夏に比べて体は冷えやすく(ヴァータのエネルギーのせい)、さらに夏の疲れで消化力も落ちやすい10月。
おすすめは「消化にやさしい温かい食事」です。
アーユルヴェーダで定番のキッチャリー(豆とお米をスパイスと一緒に炊いたおかゆ)は、胃腸を休めながら体を芯から温めてくれる養生食。具材に季節の野菜を少し加えれば栄養バランスも整います。
今の季節は「かぼちゃ」や「さつまいも」のキッチャリーがとーっても美味しいですよ^ ^
使用するスパイスも温める作用を持ったシナモンや、消化力を整えてくれるクミンを使うのオススメです。
例えば週に1回、「夕飯を軽めのキッチャリーにする」
これだけでも翌朝の目覚めがスッキリし、心も体も軽やかになりますよ。
キッチャリーの詳しい作り方は、ここふぇむ講座でもお伝えしています!
8月には講座内でキッチャリーワークショップも行いました。
私も実際、週に1回くらいのペースでキッチャリーを食べることが多いです。

2. ヨガと呼吸法でヴァータを整える
乾燥や冷えで乱れやすいヴァータを落ち着けるには、ゆったりとした動きのヨガや呼吸法がぴったりです。
- 前屈のポーズ:緊張をほどき、心を静めてくれます。
- シャバ―サナ(仰向けで休むポーズ):ただ横たわってゆっくり深呼吸するだけでも神経を休めてくれます。
- 片鼻呼吸(ナーディショーダナ):左右の鼻を交互に使って呼吸する方法。自律神経を整え、不安やイライラを落ち着けます。
ポイントは「頑張らないこと」。
毎日5分でも、呼吸に意識を向けてみてください。
それだけで心がスッと静まり、夜の眠りも深くなります。

3. 秋花粉対策:春に向けた準備を今から
秋のブタクサやヨモギの花粉は、症状がひどくなる人が結構多い。そして呼吸が通らないこと、炎症があることは想像以上に体に負担をかけます。
ここで炎症を長引かせてしまうと、春のスギ花粉シーズンにも症状が重く出やすいとも言われています。
だからこそ、今から備えておくのがおすすめ。
おすすめは鼻うがい(ネティ)習慣。
生理食塩水を使って花粉やほこりを洗い流すだけで、鼻の通りがスッキリし、粘膜を清潔に保てます。
鼻うがいのあとの鼻粘膜の保湿も忘れずに。
秋の花粉から蓄膿症を発症した息子は、鼻うがいデビューをしました!
毎日鼻うがいの度にドロっとした膿性の鼻水が出るのがみていて気持ちいいですw
さらに、
・白湯をこまめに飲む
・温かいハーブティーやスパイスティーで粘膜を潤す
などの日常の工夫も、粘膜を守り、免疫を落ち着けてくれます。
これからの季節におすすめのスパイスティーは
・シナモンティーや「サマハン」というスパイスティーです。
この記事を書いている今も、私はサマハンを飲んでいます。
まとめ:10月は「温めて、落ち着けて、潤す」
10月のフェムケアは、乾燥や冷え、そして花粉のダメージから心と体を守ること。
食養生で内側を整え、ヨガと呼吸で心を落ち着け、花粉対策で春への準備をしていきましょう。
毎日の小さなケアが、未来の自分を守ってくれます。
「なんとなく不調」に振り回されず、今月も心地よい周期を過ごしていきましょうね♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
