看護師からPMSフェムケア専門家になった私の日常

お母さんが怖いから死にたい

ここふぇむ

こんにちは。

生理前でも「鬼ママ」から「優しいママ」になれるフェムケア

元看護師、PMSフェムケア専門家のあいです。

お母さんが怖いから死にたい

ちょっとびっくりするタイトルですよね。

先日、義理父とデートしてきたんですね

(義理父から譲り受けた車のタイヤを交換してランチをしてきただけですがw)

そこで義理父が話してくれた話です。

新聞記事のコラムにあった実話

義理父は80歳ですが、現在も新聞配達のバイトに深夜から朝方に出かける超働き者です。

新聞やニュース、ドラマにも詳しく、パソコン、スマホなども毎日触って敬老会の会長などもしています。

そんな義理父がある新聞記事のコラムについて話してくれたんですね。

義父:

あるおばあちゃんが孫にね、突然「死にたい」って言われたんだって。

そのおばあちゃんが「なんで?」って理由を聞いたら、孫は「お母さんが怖いから」って言ったんだってさ。

お母さんが子どもに与える影響

結局そのコラムでは、おばあちゃんは「そんな簡単に死にたいなんて言っちゃいけないよ」って返してしまったけれど、どうやって返事をしてあげたら良かったのだろうか?という相談だったんですけど。

私は「お母さんが怖いから死にたい」なんて思う子どもがいることにものすごい衝撃を受けました。

子どもの自殺が増えているのは事実です。

でも、ニュースで取り上げらる子どもの自殺の理由で多いのは「いじめ」ですよね。

「お母さんが怖いから」・・・

生まれたばかりの子供にとって、お母さんは自分の世界の全てであり、安心安全な場所です。

そこから少しずつ自立、自律していくわけですから、お母さんが子どもに与える影響というのは計り知れないほど偉大なことは想像できますよね。

その怖いお母さんは子どもにどんな関わりをしてきたのでしょう。

お母さんの抱えていたもの

もともと子どもに愛情なんかなくて虐待を平気でする親もいるかもしれない。

でも大半のお母さんは自分の子どもは自分の命に変えてでも守りたい、そのくらいの大切な存在だと思います。

子どもに「お母さんが怖いから死にたい」と思わせてしまったお母さんをひどいと思いますか?

私はこの情報だけでこの母親を責めることはできません。

もしかしたら生理前の情緒不安定な時期だったかもしれない。

生活もままならないくらいの精神状態で子どもに笑顔で接することができなかったのかもしれない。

本当は愛情を伝えながら笑顔で抱きしめたいのに、できなかった。

かもしれない。

私もPMSに苦しんでいた時、

「このままでは虐待しちゃう」と危機感を覚えたことがあります。

ある友人もPMSがひどくて子どもに怒鳴り散らし、

「近所に虐待を疑われて通報されるかも」と心配していたことがあります。

だからニュースで度々出てくる虐待の報道に、その情報だけで虐待して逮捕された母親を責める気にはなれないんですよね。

問題は虐待した母親じゃなくてそこまで追い詰められてしまった理由ではないですか?

どこかに頼れるところがあったら。

相談できる人がいたら。

PMSが原因なら、PMSをなくすことができたら。

もっと幸せな親子関係を築けたかもしれないのに。

そう思うと悲しくなります。

このコラムに出てきたお母さんのことは何もわかりませんけどね。

子どもの世界

生まれたばかりの子どもの世界の全てが母親と先ほど話しました。

逆を言えば、それだけ母親から受ける影響はとんでもなく大きいのです。

生まれたばかりの子供だけではないですよね。

私が母から影響されたもの

私は高校生の頃、Superflyとラブサイケデリコにハマってそればっかり聴いていた時があります。

みんなは浜崎あゆみだのEXILEだのと騒いでいた時です。

もちろんそっちも聴いていましたけどね!

でも一番はラブサイケデリコだったんですよ。

カラオケでも誰も知らないのに全部英語の曲を歌いまくってましたw

これは間違いなく母親の影響です。

母親が好きだったのをきっかけに一緒に聴くようになってライブも一度行ったことがあります。

娘が私に影響されているもの

我が家には現在中2の娘がいます。

娘は毎晩、ヨガマットを敷いてフォームローラーで足をほぐしたり、YouTubeでストレッチやエクササイズをしています。

自分の体型を理想に近づけるためにしていますが、これも私が毎日ヨガマットを敷いてヨガを行い、体型も維持できていることを見ているからだと思います。

どんな影響を与える?

そうやって子どもは大なり小なり母親の影響を受けて育っています。

そんな母親である私たちは子どもたちにどんな影響を自分から受けてもらいたいと思いますか?

・優しい子になってほしい

・元気いっぱい毎日過ごしてほしい

・なんでも相談してほしい

子どもに色々な理想を求めがちですが、

求める前に自分を見直しましょう。

せっかくならいい影響を与えたいじゃないですか。

そのためにできることは自分を整えることのみです。

私の経験やサービスが一人でも必要としているお母さんに届くよう、活動を続けます。

  • この記事を書いた人

草野あい

生理の不調に悩む貴女のためのセルフケア 腟ケア×アーユルヴェーダで自分も家族も幸せに

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